![]()
令和三年、第53回社会保険労務士試験が8月22日(日)に実施されました!今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で例年よりも厳しい受験になったかと思います。まずは受験されたみなさま、本当にお疲れ様でございます。
今年度の受験申込者は現時点では発表されていません。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、罹患者への受験料返還などもあるので集計できないのかと予想されます。また、受験料も15000円にアップしたことでどの程度受験者数に影響があるかは分かりません。
試験が終わって束の間ではありますが、第53回(令和三年度)社会保険労務士試験の解答速報が各社からアップされましたのでご紹介します。
なお、速報の解答についてはあくまで予想です。正式な合否に関しては合格発表までお待ちください。合格発表は、令和3年10月29日(金)となっております。
「おすすめ社労士通信講座は?人気学校・講座の評判と費用を比較まとめ!」はこちら
第53回(令和三年度)社会保険労務士試験 解答
選択式
◆問1 労働基準法及び労働安全衛生法A | B | C | D | E |
18 | 11 | 14 | 10 | 3 |
◆問2 労働者災害補償保険法A | B | C | D | E |
20 | 13 | 10 | 6 | 3 |
◆問4 労務管理その他の労働に関する一般常識A | B | C | D | E |
4 | 1 | 1 | 4 | 1 |
◆問5 社会保険に関する一般常識A | B | C | D | E |
11 | 10 | 18 | 4 | 1 |
全体的には難しめのレベルであったのではないかと思われます。要因としては「労働基準法及び労働安全衛生法」「雇用保険法」がやや難しいレベルであったこと。また「労務管理その他の労働に関する一般常識」が難しいレベルであったことが言えます。
逆に「社会保険」「健康保険法」「厚生年金保険法」は易しめのレベルであり、「国民年金法」に関しても易しいレベルであったと言えます。難易度はやや高く思えるものの、基本事項をしっかりと学んでおけば何とか正解には届くレベルではあったのではないかと思われます。
択一式
◆労働基準法及び労働安全衛生法問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
E | A | C | E | A |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
B | E | E | D | C |
◆労働者災害補償保険法問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
B | C | D | D | A |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
A | E | D | C | C |
◆雇用保険法問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
D | A | E | B | B |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
E | A | E | E | C |
◆労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
B | C | B | C | D |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
A | C | D | A | E |
◆健康保険法問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
B | D | E | C | A |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
B | D | A | E | B |
◆厚生年金保険法問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
C | E | A | B | E |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
D | D | E | B | D |
◆国民年金法問1 | 問2 | 問3 | 問4 | 問5 |
B | E | A | B | C |
問6 | 問7 | 問8 | 問9 | 問10 |
B | A | E | C | B |
まず、問題冊子のページ数が68頁とかなり多く時間配分に苦戦した方がおおいと思います。各科目についてですが、「労働基準法」と「労働安全衛生法」については比較的易しかったと思います。
「労働保険徴収法」「雇用保険法」も同様、レベル的には高くなく満点とは言わずともしっかり得点しておきたいところです。「労務管理その他の労働に関する一般常識」は厳しい問題もありましたが2問は正解しておきたいところ。ここまではしっかりと学習していればこなせるところだったのではないかと思います。
逆に「社会保険に関する一般常識」「健康保険法」は消去法で最後に迷うパターンになりがちな問題が多く、得点しづらい問題だったと思います。「厚生年金保険法」「国民年金法」は基本がしっかりできていれば解けるレベルではありますが、時間配分的に焦ってミスするパターンになりがち。時間配分をしっかり調整し落ち着いて向き合えば標準以上は得点できたのではないかと思います。
解答速報 参考サイト
8月22日夕方ごろから各社の解答速報が随時公開されていきますので、各社公式サイトを以下でまとめておきます。
2021年度試験の終わりは、2022年度試験の始まりとも言えます。
社労士資格勉強を始めるにはベストなタイミングです。2022年合格を目指して学習を始められる方で、講座選びでお悩みの方は本サイトで講座比較をしておりますので、ぜひチェックしてみてください!
「おすすめ社労士通信講座は?人気学校・講座の評判と費用を比較まとめ!」はこちら