
応募者一人ひとりの、自分だけの写真を撮りたいという情熱が感じられるコンテストだったと思います。作者の数だけ個性があり、被写体も多様でしたね。とくに印象深かったのは、カラフルな写真が多かったこと。全体的に、鮮やかな色にあふれていて素晴らしいと思いました。また、コンクールではいつも、「良いグランプリに出会えるといいな」と願いながら審査に臨みますが、今回グランプリを受賞した作品は、数ある応募作品の中でも秀でていました。選んだ側としても非常に満足しています。オリジナリティーがあり、ファンタジーもあり、とても瑞々しく、作品の背景にいろいろなものが見えてくる。おかしな表現ですが、“写真らしい写真”ですね。つまり、同じ場所に行っても二度と撮ることができない、運命的な写真であるということです。作者の方もきっと、この1枚を撮れたことに満足しているのではないでしょうか。
皆さんが日本各地を旅して撮られた写真ということで、ふっと懐かしさを感じるような作品がいくつもありました。部門が5つに分かれていたので、その選択が意外と難しかったのかもしれません。中には、「ここではなくて、こっちの部門だったらよかったのに!」というものも。応募する前に、その写真がどの部門にいちばん合っているか、じっくり考えてみてください。また、テーマを意識して撮ろうとすると、どうしても型にはまった写真になってしまいがちですから、自分が感じたままに撮るというのがいちばん大事。そういう意味では、金賞を受賞した2作品は、撮った人自身が感動した瞬間を、とてもよく伝えている写真です。「荒海を飛ぶ」は躍動感、一方の「潮騒」は静謐な情景をとらえていて対照的ですが、どちらも1枚の写真の中にひとつの世界観があり、誰もがその世界に惹き込まれてしまう魅力がありますね。
選ばれた作品を見ていくと、どれも伝えたいメッセージがストレートに表現されていて、撮った人の目線が感じられる写真ばかりです。応募作品には、オーソドックスな表現でとても上手に撮られているものも多かったのですが、「うまく撮ろう」という気持ちが強く出すぎている写真は、コンテストにおいては意外と目立たないものです。難しいことかもしれませんが、勇気をもって自分の感覚で大胆に撮影してほしいですね。5部門中、テーマとしていちばん難しかったのは、D「おいしい! 思い出の味」ではないでしょうか。「おいしい!」と感じるのは自分自身ですが、その瞬間の自分を撮ることはできないので、食べたものを撮影して、結果、説明的な写真になってしまう。その中でも受賞作は、「きっと、この後おいしい梅酒を飲んだのだろうな」などと、見る側の想像もかきたてるような、物語のある写真だと思います。





作品タイトル 「翔ける」
作者名:中山 征久
撮影場所詳細:茨城県鹿嶋市

作品タイトル 「荒海を飛ぶ」
作者名:渡辺 学
撮影場所詳細:島根県出雲市大社町日御碕海岸

作品タイトル 「潮騒」
作者名:眞鍋 正一
撮影場所詳細:徳島県海部郡宍喰町

作品タイトル 「ヤドカリくん、お前も大きくなれよ。」
作者名:角守 裕
撮影場所詳細:多良間 水納島

作品タイトル 「沢山の笑顔」
作者名:服部 なおみ
撮影場所詳細:京都 嵐山 愛宕念仏寺

作品タイトル 「波濤」
作者名:鳥越 修
撮影場所詳細:島根県出雲市日御碕

作品タイトル 「座るおじさん」
作者名:進藤 江介
撮影場所詳細:東京都武蔵野市 井の頭公園

作品タイトル 「生活の・・。」
作者名:西田 有志
撮影場所詳細:山梨県

作品タイトル 「またね。」
作者名:辻川 かおり
撮影場所詳細:鹿児島県与論島

作品タイトル 「月下の噴煙」
作者名:竹之内 貴裕
撮影場所詳細:阿蘇山

作品タイトル 「日没の干潟」
作者名:緒方 昭夫
撮影場所詳細:熊本県宇土市御輿来海岸
| 「空に続く道」 小崎 直史 |
「裏磐梯朝靄の小野川湖」 後藤 好和 |
「雲」 細川 茜 |
「木々の囀り」 増田 恵 |
「妖灯」 平野 直人 |
| 「もぅ、ちゅき(≧ε≦)」 岩田 奈々 |
「夏音」 秋山 一樹 |
「馴染みの場」 関 和貴 |
「郷愁」 星野 憲一 |
「あふれる想い」 佐藤 寿樹 |
| 「噴水」 林 範明 |
「気高き梢」 小坂 聖 |
「根」 ベル 朝哉 |
「夢想」 宮越 敬三 |
「男衆」 真田 兼光 |
| 「奥座敷」 本澤 大永 |
「夢の通ひ路」 森藤 文華 |
「阿波の熱い夜」 鍵本 裕次 |
「躍動」 黒木 直文 |
「道連れ」 堀田 隆介 |
| 「シュカブラ」 大塚 友記憲 |
「蒼茫」 竹中 孝祐 |
「日本のてっぺんから1日の始まり」 佐藤 あみ |
「Border」 小暮 哲也 |
「日本丸と海王丸の休息」 飯田 道恵 |
| 「明日もきっといい日」 真田 兼光 |
「鉄路のある風景」 本田 一郎 |
「夕暮れのしまなみ海道」 清永 裕 |
「大瀬崎の灯台」 青木 仁 |
「空港で寝泊りした翌朝に」 泉 知里 |
| 「時のかけはし」 川口 善也 |
「致道の桜」 増田 豪 |
「朱艶」 尾崎 剛 |
「ずっと昔から穏やかに」 中村 裕介 |
「狐塚」 村瀬 久江 |
| 「石舞台と曼珠沙華」 大西 宏 |
「夕映え」 福田 恵美 |
「軌跡」 水田 恵理子 |
「魚雷発射試験場」 松浦 広明 |
「古窯」 長堂 嘉秀 |
| 「もぎたて赤色」 石丸 彰子 |
「山の恵み」 長堂 嘉秀 |
「初めてのタケノコ!」 水鳥川 寿美 |
「秋の味覚」 南雲 まき |
「夏、トマト」 正木 恵美 |
| 「林檎飴」 公手 聡一郎 |
「宮島の焼き牡蠣」 宮崎 千尋 |
「もぎたて苺」 柏木 悠美 |
「楽しいランチタイム」 黒瀬 博恭 |
「追い込み漁」 角守 裕二 |
| 「Don't Let Me Be Lonely Tonight」 杉田 隆一 |
「農機具」 黒木 直文 |
「空と水と。」 横田 裕市 |
「明けの明星」 北原 千恵美 |
「晩秋」 斉藤 隆子 |
| 「異空間」 横島 清二 |
「青空の下」 諏訪 宣子 |
「笠雲」 高野 隆喜 |
「幸せ気分^^」 井口 一成 |
「街の夕暮れ」 加藤 康次 |
| 「空に浮かぶ人」 鹿毛 雄一郎 |
「和のかたち、いろ <秋>」 早坂 卓 |
「大山で暮らす」 青木 昌秀 |
「早春賦」 鍵本 裕次 |
「直島のねこ」 橋村 直子 |
| 「コスモス畑で探し物」 大岡 美奈 |
「明石海峡大橋の落陽(1)」 佐藤 恒男 |
「レンタルカヌー」 中沢 正憲 |
「何もしない午後」 塩月 尚平 |
| 「Smile」 山中 宗 |
「オオワシ」 大塚 友記憲 |
「ざっぷぅーん」 佐々木 浩己 |
「豊作は任しとけって」 島田 智恵 |
「富士天書」 坂井 英明 |
| 「東京日和」 阿部 広太郎 |
「北信州の春」 高井 美智彦 |
「万代シティ・レインボータワー」 宮崎 千尋 |
「朝のウオーキング」 三明 昭男 |
「welcome」 西原 裕香 |
| 「冒険心」 正岡 淳 |
「決戦の前日の静けさ」 久野 円夏 |
「マイゲレンデ」 南川 充男 |
「今日の始まり」 難波 有希 |
「空から見た四国の山地」 佐藤 あみ |
| 「海!空!」 田中 エリサ |
「ため池桜」 百ア 礼治 |
「阿蘇日和」 武内 雅成 |
「泳ぐウミガメの母」 佐藤 容子 |
「サンドバギー」 吉田 美津夫 |
| 「起点」 関 健一 |
「燃えるニペソツ山」 水上 光広 |
「A SOARING AMBITION 2」 工藤 智 |
「暗雲と風車」 横田 裕市 |
「Vast ocean of clouds」 熊谷 太郎 |
| 「輪になって・・・」 草地 ゆき |
「富士」 黒木 直文 |
「鋭鋒への夢」 木梨 泰治 |
「夕景の光」 櫻木 順子 |
「富士 御来光」 吉本 真也 |
| 「八経ヶ岳」 青山 よしひろ |
「before night」 村松 朗 |
「宍道湖の夕日と親子」 伊藤 寛之 |
「砂」 広木 優子 |
「四国カルスト」 小崎 直史 |
| 「曇りますか?」 前田 伸人 |
「朝の光」 武内 雅成 |
「光流」 渡辺 守 |
「自然の大きさを感じて」 阿部 広太郎 |
「12のソラ」 平松 みづき |
| 「静」 黒木 直文 |
「炭の山に花」 石丸 彰子 |
「古き良き建物。。。」 宮内 健史 |
「霊験かほらす羽黒山」 山下 敬夫 |
「葡萄畑」 伊藤 由美 |
| 「秋バラのたたずまい」 伊藤 克子 |
「雪吊り」 牧野 邦男 |
「上高地大正池の朝」 佐藤 容子 |
「Something never changes」 山中 一正 |
「いろり」 鈴木 由香 |
| 「詩仙堂」 宇山 郁恵 |
「ninen-zaka」 小林 哲郎 |
「time goes on.」 吉井 久美子 |
「倉敷で出会った結婚式」 橋村 直子 |
「黄金に栄える」 仲川 幸延 |
| 「源」 前田 伸人 |
「軍艦島」 和田 さやか |
「熊本城2007年の春」 緒方 公美子 |
「古都暮色」 濱田 信次郎 |
「座喜味城跡」 岡井 郁子 |
| 「手作りフォカッチャ」 杉本 智香子 |
「ハイジのチ〜ズ」 沢田 千香子 |
「別腹」 磯本 結奈 |
「干し柿とだいこん」 大塚 幸絵 |
「よだれの時間。」 栗原 大輔 |
| 「至福のひと時」 中原 優季 |
「馬刺し」 中山 奈津子 |
「しいたけ」 白銀 真枝 |
「新鮮」 松村 洋伸 |
「秋の恵み」 大内 光弘 |
| 「秋の実り」 本澤 大永 |
「大忙し」 宮越 敬三 |
「お好み焼きの本場」 Lau Siong Weng |
「倉敷にて その2」 竹本 力 |
「剣山頂上ヒュッテの晩ごはん 標高1955m」 佐藤 あみ |
| 「やっぱラーメンは長浜バイ!」 金尾 尚志 |
「博多の味」 中村 善子 |
「風景もご馳走」 大野 美奈子 |
「優しいチンピン」 数野 多久光 |
